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2024/11/29 05:37 |
反逆のグラハム
 1期は全く見てなかったけどとりあえず感想サイトなんかでだいたいの感じはわかっててあと公式サイトのあらすじで読んでみた程度にわかってるギアスですが、なぜか続編は2話から見てます。1話は単純に見逃した。一応それ以降はリアルタイム視聴&録画ばっちりですが、キャラ萌えカプ萌えは今のところないので、なんだかんだと笑いながら見てます。これが噂のルルーシュか!って。

 で、「愛してる、ナナリー!」と必死に叫ぶルルーシュのあの場面がグラハムだったら面白いなーと思っていたら、なんか本当に面白くなってきたので妄想してみたよ。
 ダークサイドだけど超絶ブラコンでビリーラブなグラハムと、義理の兄だけど相変わらず天使ちゃんなビリー、グラハムの幼馴染で親友で宿敵がニール(ロックオン)、そしてグラハムの偽りの兄(笑)がジョシュアですよ。たたた楽しい…!!
 他のキャラは考えてませんが、場面によってはカレンがジョシュアでもいいかもなぁ、と思っていたりいなかったり。「慰めろ」のシーンをグラジョシュにすると萌えませんか…!(真顔)

 そんなわけで、件の6話アバンをまるっとグラビリロクジョシュに変換してみたよ。グラビリでグラジョシュで、ロクビリだよ(笑) 本編を見たことがない方は、雰囲気で笑ってやってください。





 ニールに手渡された通信機からは、愛しい人の声がした。

ビリー『グラハムなんだろう!? 僕だよ、ビリーだ!』

 ニールに背を向け、グラハムはただ驚愕した。

ニール (本当に記憶が戻っていないなら、ビリーのことはわからないはず。さあグラハム、答えを出してもらおうか……?)
グラハム(ニール――やってくれたな!)

ビリー『……あれ? グラハム、ではないのかい?』

グラハム(駄目だ、カタギリに嘘はつけない……! 私は――私は!)

 衝撃と動揺を怒りで覆い、グラハムわずかに顔を傾けニールを振り返る。
 その向こうには、ジョシュアがいた。

グラハム(ジョシュア……)

 無言で片手を上げ、手を広げる。それは合図だった。
 瞬間、瞳の奥に赤い光が差し――そして、時が止まる。
 これがジョシュアの、ギアスの力だ。

グラハム「よくやった、そのまま頼むぞ!」
ジョシュア「時間制限を忘れるな」
グラハム「わかっている」

グラハム「聞いてくれ、カタギリ」
ビリー『グラハム! やっぱり、グラハムなんだね?』
グラハム「悪いが今は他人の振りをしなければならない」
ビリー『え?』

グラハム「必要なのだ。私に話を合わせてほしい」
     「――必ず迎えにいく。必ず!」
     「だからそれまで、それまで――」

グラハム「愛している、ビリー!」


ビリー『……っ』

 そして、時は来た。

グラハム「あの、人違いではないかと……はい、ただの学生ですし」

ニール(グラハム……やはり、記憶は戻っていないのか?)

グラハム「はい、申し訳ありません」
ビリー『こちらこそ、ニールの大切な友達と聞いていたから、早とちりをしてしまったようですね。あの、僕は――』
グラハム「いえ、皇太子殿下とお話できて、光栄です」
ビリー『……あの、電話を戻してもらえますか』
グラハム「イエス、ユアハイネス」

ニール「悪いビリー。誤解させるような形になっちまったな……」
ビリー『いや、雰囲気が似ていたから、少し驚いただけだよ。それじゃあまた、エリア11で』






 なんだこれすごく楽しい…!!(自分だけ)
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2008/05/22 22:59 | Comments(0) | 小ネタ小話

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