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2024/11/23 14:11 |
#10 ガンダム鹵獲作戦
#10 ガンダム鹵獲作戦  【リアルタイム感想】


・和装ルイス…! ママ、沙慈には厳しい!(笑)
 先週のぎりぎりっぷりを一瞬本気で忘れましたこの和みっぷり。

・と思ったらやっぱりきたプトレマイオス&マイスターズの大ピンチ…! 一瞬前のさじルイ&ママのほのぼのっぷりから無理矢理我に返らされた感がありましてよ。ああびっくりした…。

・「羽根付き」。そして捕まったー!!
 唸り…叫び……ちょ、これうっかりBL…いやいやいや。ていうか痛々しいよぅ…!(汗)

・「デカブツ」

・「万死に値する!!」(爆笑)
 「二度も避けた!!」(あっはっは)

・わーわー ソーマvsティエリア、普段冷静な奴らが熱くなると面白いなぁ!

・「特別なもの」?
 「舐められたものだ!」「これしきのことで!」
 「それでも!」「だとしても!」
 戦闘中の面白発言担当はティエリアに決定でしょうか。言い回しが面白すぎる……なんでこいつが仮面キャラじゃないんだろう?(笑)

・外れたー! 髪が伸びたー!! ナドレすげー… 格好良いとか格好悪いとかそういうあれよりなんかえぇぇぇぇ…みたいな。
 
・「消滅させる!」(種が割れたー!!!

・「俺は… 僕は… わたしは……」
 男か女か以前に、この子やっぱ性別ないんじゃないかなぁ…? 人工物な匂いがする。というかデス種のレイと同じ匂いもする(錯乱っぷりと意外な脆さが)

・「ほらさぁ、同類だからさぁ、わかるんだよ!!」「俺は女に逃げられて少々ご立腹だ」「なんてな」
 口が悪いとかそういう問題じゃなくてなんかものすごいチンピラだったよハレルヤ。おぉぉぉミン中尉かっこえぇ…! 2話しか出番がなかったのにいいキャラだなぁ。でも最期がかわいそう。
 えー…ここで「人でなし」発言はあなた……どんな発言が出るかと思ってたらちょっと笑ってしまったじゃないか…!あとハレルヤの口の端がくるんってなってるのがなんか笑える。かわいい。ら行が巻き舌くさいのがまた笑える。

・待ちうけプレゼントのビリーの声にすげーびっくりした! でも声が聴けて嬉しかったーv グラハムはCMで、ビリーはナレーション。出番はないくせに妙なところで息が合ってるユニオン組が可愛いよー!


<総評>
 今回、みんな泣きすぎ。



【以下、詳細感想です】
*


【ティエリアについて】

 男か女かで意見が割れるところだと思うのですが、私は今のところ「どちらでもない」に一票を投じようと思います。なんかあの子は性別という概念に縛られていないというか、縛られるべきと考えていない人のような気がする。リアルタイム感想にも書いたけど、ようは人工の生き物のような気がしてならないのです。
 だってさ、例えばティエリアが「表向き男だけど実は女」設定だとしたら、あの涙のシーンで「僕は」を入れる必要はないわけで。表面的な性別を示す「男=俺」、実際の性別を示す「私=女」であるとしたら、どうしてその間に「僕」を入れるのかと。わざわざ「僕」を入れるということは、そこに入れるだけの意味がなければおかしいわけで。

 今回の話を見る前に、ネタバレで「ティエリアの口調が乱れる」みたいなのを見ていたので、私はてっきり<「俺→私」で女説有力になる>または<「俺→僕」で実は脆い子だというのが判明する>のどちらかになると思っていたんですね。それが、まさかそのどちらでもなく「俺→僕→私」。男か女かどっちやねん!ていうか男でも女でもないんじゃねこいつ!?と、思ってしまうのも致し方のないことでしょう…。


 ひとつ前のガンダムである種ではナチュラル・コーディネイターという存在の間の、さらに隠されたところにクローンという存在があり、シリーズの本編中ではただ二人のクローンたちがあれこれ画策したり頑張ったりしていたわけですから、まあそういう存在がいてもおかしくはない。

 むしろ、ティエリアのキャラクター的にレイに近しいなにかを感じなくもないというあれであってね。レイのときにあった、「研究施設を見て過去を思い出し錯乱」のパターンはティエリアよりもむしろアレルヤでありえるものだけれど、人に作られし人が破滅を望み、または新たな世界を望むというこの形はティエリアに引き継がれているのかなーと。

 1話の「始まる…」は実はヴェーダの中だという話もどこぞ(ラジオだっけ?)で聞いたんですが、そうなるともしやティエリアはヴェーダとなにかしらの繋がりがある子ってことだよね。ヴェーダの意思を遂行すべく生きる少年。エヴァのチルドレンたちというかレイやカヲルを思い浮かべますな。
 ヴェーダの計画の遂行を第一に考えているから、そこから外れることはありえないと思っている。ゆえに、今回のように大幅な計画のズレが生じると急激に欝状態になるというか。キレたときの目の輝きなんかも、種の無我状態とは違って機械的な光を帯びているあたり、彼が「普通の人間」ではないことを示しているようですよね。



 あと自分が書き出したティエリアの台詞見て思ったのは、「これグラハムがやってもいけるなー」ってのと同時に「これラウ(種の仮面)がやってもいけるなー」だったりするあたり色々と思うところがあるようなないような(笑) 
 それと「万死に値する!」も笑った。そのあとの「二度も避けた!」にも笑った。これ絶対「二度もぶった!」にかけてますよね、あの人の。

 ティエリアの泣き顔の、一部でなんか口があれだなぁとかバランスがあれだなぁとかそんなことを思ったのですが、そうか今回の作監は森下さんだったのか…なるほどなるほど。種で散々痛い目見せてくれた人だったなぁと(笑) でも一部気になるところがあるくらいで全体的にはいつもどおりそれなりに綺麗だったのでだいぶよくはなったのかな。ソーマかわいかった。
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2007/12/08 18:38 | Comments(0) | 感想

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