夢のあとさきblog

　偶然ではあるのですが、光流×忍をすごく久し振りに読んだわけです。で、超絶冷静で天邪鬼な忍が息を殺して悶えて喘いで羞恥に顔を背けるとかなんて萌えるんだ！！とか、余裕ありげに見せて余裕ない光流萌え！！とか、光流忍熱が燃え上がっていたのですが、ふと光流忍とグラビリを再度比較してみて「あ、違うわ」と思ってしまったわけです。以前、グラビリの関係性は光流忍のそれと似ていると書いて自分でも納得していたのですが、確かに唯一無二なオンリーユーっぷりはすごく近いのですが、そもそもの土台、舞台や設定ではない彼らの関係性の根っこにある部分が全く違うのだなと、そう思ったのです。
　そもそも、なんというか光流忍は出逢いのあと関係が変化するときには感情×感情でぶつかったのに対し、グラビリは仕事上の付き合いから相手に惚れこんでその後人間性に惹かれていくことになるわけで。……まあ、出逢った年齢からして青春真っ只中の少年と立派な社会人という確固たる違いがあったわけですけど、ね…。

　で、光流と忍はおそらく立場や舞台が違ったとしてもきっと互いを認め合える存在になるのではと考えられるのに対し、グラビリは立場が違ったらおそらくは互いのことは見向きもしなかったんじゃないかなと。グラハムとビリーは、互いにとって「私の技術者/僕のパイロット」という存在でなければ意味がなく、いち人間としての関係性はその存在そのものの上に成り立っているのではないかと。
　そう考えれば、セカンドで互いに内情が違ってもかつてと同じようなやりとりができたのもわかるかな。互いに相手の内部の変化に「おや」と思うことはあっても、グラハム（ブシドー）はパイロットだしビリーは技術者であることに変わりはないわけです。感情の変化はあれど、立場としては出会った当初と変わりがない。だからこその再会シーンであり、だからこその14話Cパートなのではないかと、自分で考えてたのと人の考察色々読んだりしたのとをまぜこぜしながら思うわけです。


　なんて、比較しながらそれぞれのカプ考察をしては萌えておりました週末のこと。やはりそれ単独で考えるよりも、比較することにより理解がしやすくなるのかもしれない（つってもそもそもホモにする時点で妄想なんですけどねー/笑）。あと、14話の影響も多大にある、かな。お陰でブシビリの現時点での方向性が固まってきた気がします。ブシドーの内面は相変わらずわからないままだけれど、関係性は見えてきた。やっぱりいいなぁグラブシビリは！

　あ、余談ですが春コミは超ぎりぎりでしたがブシビリで申し込んでみました。ビリー受スペースの端っこに違いないですがいいです例えワンマンアーミーだとしても書きたいものを書くために参加するんだもんね！　ていうか赤ブーのイベントだと大概グラビリゾーンの端っこだったんで今さらっていうね！（笑）