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2024/11/23 05:01 |
#16 悲劇への序章
 我慢弱い男が新型を駆って飛び出して念願の00との再戦をしたよ!
 Cパートの男は相変わらずCパートにいたよ!

 個人的にちょっとだけアッシュに期待。











 偽りであっても平和ならいいじゃないか。……と、思ってしまうのは戦争とかそういうところから離れている無知な小市民だからなんだろうなぁ……1期の沙慈ルイと変わらない位置というか。
 しかしなんというか、あれだ、クーデター首謀者のハーキュリー大佐の思いもわからないことはないのだけど、「間違った軍を正すのも軍人」なのだとしたら、彼らが市民を巻き込むのは「正しい方法」なのかと思わずにいられないわけで。

 ハーキュリー大佐の部下に中村と置鮎がいたよ。字幕によると中村ボイスはアッシュというらしいですよ。

 刹那の思考バレバレですね……いやまあある意味すっごいわかりやすい子だけどさ。

 ティエレン・タオツーに乗ってるのが密使として遣わされたセルゲイとは。タオツーって…タオツーって……! ぶるぶる。セルゲイさんの奥さんの名前はホリー。カタギリのおじさんの名前はホーマーだし、ホの字多めだなぁ…

 海上にいるアロウズ精鋭部隊を動かそうとしないのは、タワー崩壊に巻き込ませないためですよね。軌道エレベーター近くでドンパチやられて仮に巻き込まれたりしたら大変だものねぇ…。イノベーターがいる部隊でもあるし、「人間にしては使える」カティやアロウズのスポンサーであるルイスもいるわけだし。もしかしたら、ビリーがあの隊に合流するのをホーマーが許可したのってそのせいかな…? 下手に地上の軍基地にいるよりも、あえてタワーから離された位置にいて、リボンズに消されることもないあの隊がおそらくは地上で一番安全な場所だもの。タワー崩壊をホーマーが知っていてカティ・ビリーが知らなかったのだとしたら、これを甥の我儘をあえて許したホーマーの真意のひとつもとることができてちょっと燃える。

 なんだかんだでルイスのこと連れ出してるアンドレイに、おやうっかり涙が零れそうな心持ちで……。ルイスには全くもって心を許される気配がないというのに。ルイスが好き好んでアンドレイにくっついて回ってるとは思えないので、おそらくは毎回アンドレイが「准尉、外に出てみないか?」とか云って誘ってるんだろうなぁ……ほろり。




 ……本編残り5分でやっときた!!(笑) てっきりアバンでくると思ったのになかなか来ないから本気でスルーされたんかと思ったらラスト5分かよ!っていう。実は15話の中でCパートだけが時間軸ちょっとずれてたんですね…。アニメで別場面が出た時にはなんとなく同時進行の場面と思われがちだけど、そこを逆手に取ったんだなぁ……。

 ああああああやっぱり血ぃ吐いたー! 疑似太陽炉は万全ではなかったと。でもそれでこそグラハ…ブシドーですよねぇ…。文字通りの血を吐くような叫びは1期25話を彷彿とさせます。

「私は純粋に戦いを望む!」「ガンダムとの戦いを!」「そしてガンダムを超える。それが私の」「生きる証だ」
『戦うだけの人生』『俺もそうだ』『だが今は』『そうでない自分がいる』

 「敢て言うぞ」とか云うから名乗るのかと思ったら、敢えて云ったのは捨て台詞か!(笑) まあ確かにグラハ…ブシドーって捨て台詞とか云わないで負けたなら素直に負けを認めるだろうし云わないときはほんと無言で去るかな人っぽいからなぁ……。
 ていうか、戦闘中の台詞は噛み合わなさっぷりから双方共に回線繋がってないと思わせるに充分なものではありますが、回線開いてないなら敢えて云う必要ないじゃないかと。聴こえてないってわかってても敢えて云わずにはいられなかったのねブシドー……(ほろり)

 戦うだけではなく様々なものを背負っていた男はガンダムによって全てを失い戦うことにしか生きる意味を見いだせなくしまったのに対し、全てを失ったがゆえに戦うことにしか意味を見いだせなかった少年が変わっていったことで戦うだけではなくなった、っていう、この対比が00の根底にあるのかなぁ。アリーやリボンズの存在ってのは過去の象徴であり未来を望む人々が越えていかなければならない壁だったけど、ブシドーという存在は未来を変えようと足掻いた人たちが起こした行動により歪まされてしまった人の代表というか象徴であるわけで。

 そしてビリーは相も変わらずCパートの男でした。お前さんってやつは……そんなあなたも愛してるYO!





 第二のメメントモリ……! セルゲイに再び超濃厚な死亡フラグがー!って思ったけど、予告でMSに乗ってたからぎりぎり助かったんだろうなぁ……闘ってるらしいってのがまた不安だけど、なんというか軍人が戦闘中に死ぬのはいいんだけど自分の手で戦っている場所じゃないところで巻き込まれるように死なれるのは勘弁っていう。戦争アニメだからでしょうか。

 あと予告ラストの眼光の強い少年は何者……!!? だ、誰かの過去…? こんなキャラいたっけ…? 茶髪でグレーっぽい青っぽい瞳って誰だろう。これ以上新キャラ(しかも子ども)増やすとは思えないんで既存キャラだと思うんだけど、茶髪ストレートな男の名ありキャラでぱっと思いつくのってビリーだけなんだけど、ま、まさかねぇ……? ビリーの瞳って黒だしなぁ。お坊ちゃんっぽい服装だったし、もし仮にあの美麗少年がビリーだったりしたら私の中で祭が開催されちゃうんだけどな!




 …………って思いながら見返してたら、いたよ眼光鋭い育ち良さそうな少年! セルゲイの家にいた! 若かりし頃のセルゲイの妻ホリーさんと並んで写真に写ってた!=彼は少年時代のアンドレイでした。 ま さ か って思ったけどマジだった…。そうかあのシーンは、アンドレイの回想で母が死んだときのことなんだろう、それで戦場で父とソーマと再会して云々とかそんな展開かな。マリーとセルゲイが再び言葉を交わすことはイコールで最大のソーマ復活フラグになるわけで、ソーマが復活するようなことがあればハレルヤも復活するだろうし。人革連側の話が急展開!となるのでしょうか。やっぱりまっさきに話が進んでとりあえずひと段落つくのは人革連なんだなぁ…。まあ話の根幹に関わる連中とのフラグびしばしな刹那・ライル・ティエリアの話がまだまだ残ってるわけだから、唯一アリーやイノベからは離れた独立した物語を持ってるアレルヤの方を片づけたい気持ちはわからないこともない。最近空気だったアレルヤが急浮上してまた終盤で空気になるのかと思うとちょっぴり悲しくなったりもしますが。いやしかし親子熊の確執とセルゲイ&ソーマの絆を描こうとしたらそこでもアレルヤ空気になっちゃうんだけど な …?


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2009/01/25 18:10 | Comments(0) | 感想

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