夢のあとさきblog

　春コミのスペース検索できるようになったらしいので見てきましたー。なんとかスペースいただけたようです。よかったよかった。私んとこは「ホ53a」とのこと。どのあたりなんだろうなぁ……どきどき。ブシビリでの申込なので端っこなのは覚悟のうえです。原稿頑張るぞー！　目指すはオバフラほのぼのとブシビリシリアス！


　「君だけが傷ついたような顔をするな」的な、でももっとグサッとくるきっつい一言をビリーが云いだしてよっしゃきたぁ！って思ったんだけど、厳密にどんな台詞だったか覚えていない可哀想な私の記憶力を誰か助けてください……（汗）　いや、ニュアンスだけは覚えてるんだ。それがどんな意味でどんな意図を持ってビリーが云ったかも理解してる。から、あとは考えてみれば出てきそうなんだけど、もう一歩というところで出てこない……ビリーさんお願いだから臍曲げないで語ってやってください……。

　でも改めて考えると、ほんと強いように見えて実はすごく脆いんだよね、グラハムは。というより、自分が脆いことを知っているからこそ常に強くあろうとしているタイプかなと。そんなグラハムが、あえて仮面をかぶり奇抜な格好をした上で「生き恥を晒して」とか云いだすんだから、どれだけの想いの結果としてブシドーがそこにいるんだろう。それだけのことをしないと立っていられなくなってしまったのだとしたら悲しすぎる。誰もあなたのそんな姿を望んではいないんだよ、って、云ってくれる人が誰一人としていなくなってしまったから、グラハムはああなってしまったんだろうなぁ。そう考えると、やはりビリーはアロウズに来るまでブシドーの存在を知らず、ブシドーもまたビリーがアロウズに来るまで会いに行く気はなかったのではないかと思えてならないのです。ビリーと再び顔を合わせて、以前と変わらない、けれど根本的に大きく変わってしまったビリーを見て、失望しながらも安堵して、そうしてまたかつてと似て非なるものと新たなものを背負ったうえで戦いに臨もうとしているのがブシドーなのかなと。

　とはいえ、なんだかんだで脆く崩れて泥の中に沈んでも自分の力で這い上がって立ち上がれるだけの強さを持っているのもグラハムだと思うから、なんとか頑張って生き抜いてほしい。ビリーさんは逆に、ちょっとやそっとじゃへこたれないというか、適当にかわしてそれなりによく生きてるんだけど、本当の本気で折れると浮上できないタイプっぽい。クジョウショックのときは憎しみと怒りで這い上がってきたけど、結局その怒りも内部で燻りつつも表面的にはそう長く続いてないっぽいし。なんだかんだで何食わぬ顔で軍に戻れるだけの鈍感さにも似た強さがビリーにはあって、コーラサワーのように何食わぬ顔で軍に居続けることができない弱さを持っているのがグラハムなんじゃないかなと。


　だって例えばさ、ブシドーの格好でハワードの墓の前に行ってそこで仮面外せっていったらできないでしょ、あの人。……うん、我ながらすごい鬼畜なこと書いてる気がするけど。ああでも意外とあっさり外してくれそうな気もしてきた……ほんとわっかんないわあの人…。