ひとりで勝手に騒いでただけなのであれなのですが、すみません冬コミ用のグラビリ、オフで出すのは不可能っぽいです…あう。だって未だに一文も書いてないというオチなもんで…。ブリーチの原稿のめどが昨日でつかなかった段階でもうダメなの確定っぽくはあったのですけれどね。なにせ入稿予定は16日ですよ(笑)
というわけで、申し訳ありませんがグラビリはコピー本にになりそうです。そして内容は未定です。冬に出す予定だった高校生グラハム×大学生ビリー本は、1月の00オンリーで発行できるよう頑張ります。
今のところとしては、なんとなく、義兄弟グラビリの出逢い編2本を1冊にしようかなぁ…なんてことを目論んでいたり。ただ、このネタですと場合によっては早い段階でサイト再録する可能性がありますので、持ち込み数はほんのちょっとになると思います。一応、事前にアンケートもしくは予約受付のようなことをやらせていただこうかなとは考えております。
ちなみに、もしかしたら再録しないという可能性もなくはないですのであしからず。
……まあなにを云おうと、全ては「原稿が書き上がれば」という話なんですけどね!(汗)
というわけで(?)、謝罪の意もこめてグラビリ士官学校時代ネタを置いていきますね。没ネタで謝罪ってどうよと自分でも思いつつ。
というわけで、申し訳ありませんがグラビリはコピー本にになりそうです。そして内容は未定です。冬に出す予定だった高校生グラハム×大学生ビリー本は、1月の00オンリーで発行できるよう頑張ります。
今のところとしては、なんとなく、義兄弟グラビリの出逢い編2本を1冊にしようかなぁ…なんてことを目論んでいたり。ただ、このネタですと場合によっては早い段階でサイト再録する可能性がありますので、持ち込み数はほんのちょっとになると思います。一応、事前にアンケートもしくは予約受付のようなことをやらせていただこうかなとは考えております。
ちなみに、もしかしたら再録しないという可能性もなくはないですのであしからず。
……まあなにを云おうと、全ては「原稿が書き上がれば」という話なんですけどね!(汗)
というわけで(?)、謝罪の意もこめてグラビリ士官学校時代ネタを置いていきますね。没ネタで謝罪ってどうよと自分でも思いつつ。
-----------------------
思えば最初から、彼のことが大嫌いだった。
彼の身長は、一般的な成人男子の平均とさほど変わりがなかった。むしろ軍人志望の人間ばかりの中であっては、平均より少し高い程度の身長では埋没してしまうのが常だ。
反対にビリーは、彼よりも背が高い。もちろんビリーよりも長身の男など軍にはわんさかいたが、ビリーの場合はひょろりと長いので体格のいい連中の中にいると逆の意味で目立ってしまうのだ。加えて日系な外見と名前から、あまり望まれない目立ち方をしていたのだった。
しかし彼は、そんな体格のいい男たちの中でもひときわ異彩を放っていて、ビリーとはちがう意味でとにかく目立っていた。見た目が派手だとか派手な言動をしているとかそういうことではなく、――否、ある意味では人目を引く整った外見に加え特徴的な言葉遣いではあったが、それ以上に佇まいや雰囲気といったものによるのだろうか、ただそこにいてそこで動いて口を開くだけで注目を浴びる。
そういう人間が、世の中には確かにいるのだ。
少しばかり勉強ができて、実技の能力も高く、講師や上官に対して適切な対応をしつつも毅然とした態度を崩すことのない世渡りの上手い男だとビリーは思っていた。
彼の名は、グラハム・エーカー。
波打つ髪は短く切り揃えられていて、特別手を入れているようでもないのに美しい金の色をしていた。真っ直ぐに前を見据える青の瞳は、さながら透き通る空の色をそのまま映したようでもあって。
ビリーは芸術に詳しくはないが、おそらく絵描きからすれば彼はとても理想的な題材になるのではないだろうか。
-----------------------
尻切れトンボですみません。
実はこれ、かなり初期のころに考えたお話だったりします(だからよく見るとグラハムの瞳が「青」とか書いてある。初期ではなぜか青だと思っていたのですよ…/苦笑)。士官学校で仲良しグラビリ~な設定が多かった中で、真逆を行こうと思い頑張っていた覚えが(笑) グラビリが同級生または同期という前提だったので、ビリー31歳説が出た段階で没となることが決定したちょっとだけ不憫なお話でもあります。
ちなみにこの話のタイトルとここでやろうとした一部のネタは、高校生グラハム×大学生ビリー話にて再利用されていたりします。
思えば最初から、彼のことが大嫌いだった。
彼の身長は、一般的な成人男子の平均とさほど変わりがなかった。むしろ軍人志望の人間ばかりの中であっては、平均より少し高い程度の身長では埋没してしまうのが常だ。
反対にビリーは、彼よりも背が高い。もちろんビリーよりも長身の男など軍にはわんさかいたが、ビリーの場合はひょろりと長いので体格のいい連中の中にいると逆の意味で目立ってしまうのだ。加えて日系な外見と名前から、あまり望まれない目立ち方をしていたのだった。
しかし彼は、そんな体格のいい男たちの中でもひときわ異彩を放っていて、ビリーとはちがう意味でとにかく目立っていた。見た目が派手だとか派手な言動をしているとかそういうことではなく、――否、ある意味では人目を引く整った外見に加え特徴的な言葉遣いではあったが、それ以上に佇まいや雰囲気といったものによるのだろうか、ただそこにいてそこで動いて口を開くだけで注目を浴びる。
そういう人間が、世の中には確かにいるのだ。
少しばかり勉強ができて、実技の能力も高く、講師や上官に対して適切な対応をしつつも毅然とした態度を崩すことのない世渡りの上手い男だとビリーは思っていた。
彼の名は、グラハム・エーカー。
波打つ髪は短く切り揃えられていて、特別手を入れているようでもないのに美しい金の色をしていた。真っ直ぐに前を見据える青の瞳は、さながら透き通る空の色をそのまま映したようでもあって。
ビリーは芸術に詳しくはないが、おそらく絵描きからすれば彼はとても理想的な題材になるのではないだろうか。
-----------------------
尻切れトンボですみません。
実はこれ、かなり初期のころに考えたお話だったりします(だからよく見るとグラハムの瞳が「青」とか書いてある。初期ではなぜか青だと思っていたのですよ…/苦笑)。士官学校で仲良しグラビリ~な設定が多かった中で、真逆を行こうと思い頑張っていた覚えが(笑) グラビリが同級生または同期という前提だったので、ビリー31歳説が出た段階で没となることが決定したちょっとだけ不憫なお話でもあります。
ちなみにこの話のタイトルとここでやろうとした一部のネタは、高校生グラハム×大学生ビリー話にて再利用されていたりします。
PR