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2024/11/23 04:44 |
まだまだ甘いな…

 昨日(日付で見ると今日だけど)語ったイノベ島に行くまでのビリーネタは、云ってしまえば「ビリーにやさしい展開」を妄想したにすぎないわけです。ていうかぶっちゃけると、自分が書いた春の新刊のビリーにいかにしたら繋がるかってのも含めて考えていたりするので、かなりビリーに対して甘い見方をしています。その自覚はある。





 だってもっと酷い(ビリーが)展開だと、グラハムのためにスサノオを作りながらもそれと同時進行でリボンズにも力を貸しているビリーもありえるわけで。グラハムのことは盟友だと思っているし、彼がCBを本当に滅ぼしてくれるなら本望だと思っているけれど、それが無理なら無理でリボンズがやるからいい、って思っていそうな。グラハムに友情を感じながらも、グラハムすらも復讐を果たすための道具のひとつと考えている人。本来人間に興味がないだろうビリーさんだからこそ、一度感情の一部を切り捨ててしまえば容赦ないと思うよ。

 自分の造った機体に乗ったグラハムを再び失い、また僕は殺してしまったまた僕は救えなかったどうしてなんでこんなことになってしまったんだろうそれも全てCBのせいCBが現れなければこんなことにならなかったクジョウが僕の前に現れなければ教授もハワードもダリルもジョシュアもみんな死ななかったグラハムを二度も失うことだってなかったCBが滅べばいいクジョウを殺せクジョウを殺さなければ僕はもうどこへも行けない罪を償うことさえできないんだ――とか悩んだ挙句に壊れちゃってリボンズに誘われてほいほいイノベサイドにつくビリーもいいと思うけど、最初っから実は復讐心ばりばりで、アロウズもグラハムもイノベイターも全てCB(トレミー)を滅ぼしクジョウを殺すためどんな力だって使うし誰が死んだって構わないそのためなら僕はなんだってする――な暗黒ビリーも好き。


 むしろ正直な話、黒さの増したビリーはある意味で私の好む受のタイプにまた一歩近づいているのでどきどきします。救いようのない人をなんとか救ってあげたい!っていうのも書くときの原動力になる人間なもので。種時代にラウを救いたいと思いながらも世界への恨みつらみを書き連ねたことも一度や二度じゃないもんなぁ……。あれはあれで書いててすごい楽しかった覚えがありますが。例えばこんなのを嬉々として書いてた人間ですから(笑) これはまだ明るい方だと思う。光のある方へ引っ張っていこうとしてくれる人が常に横にいることを想定(妄想前提)しているから。


 白→暗転→グレー→白っぽいグレー→暗転→漆黒、な揺れ動く心を辿る展開も大好きですが、白→暗転→グレーに見せかけた暗黒、という実は一本に黒いぜ!な展開も好き。どっちも補完しがいがあるよね。今のところは私が望みたいのはいくらか希望の見える前者展開ですが、例え本編が後者の救いようがない真っ黒展開がきたとしてもそれはそれで楽しいのでなんとかできると思います。良くも悪くも本編を否定したくはないのよね……やるときゃ存分に批判はいたしますけれど(笑)
 トレミーズがしょーもないのはもう変えようがないしね……最初っから「ヴェーダ破壊」を掲げているならまだ庇いようがあるのに、破壊は最終手段であって目標は「奪還」ってじゃあ仮に奪還できたとしてそのあとどうするんだよまた世界に宣戦布告して武力介入する気かよ同じ事の繰り返しじゃないか!ってさ……思うよねそりゃあね……。自分は無敵機体に大量破壊兵器を実装しているくせに、相手方が大量破壊兵器持ってたらダメ絶対!あいつらは世界を滅ぼすつもりなんだそうに決まってる!って云いだして喧嘩売ってくる某永遠を名乗る船の人たちに近い感じでツッコミどころはいくらでもあるよね……。ていうか改めて考えてみれば今の刹那ってあり方としてはそんな感じ…? 罪を罪として認めて受け入れているかいないかって違いがあるくらい…?
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2009/03/16 23:01 | Comments(0) | 語りとか

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