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2024/11/23 00:13 |
上を向いて歩こう
 なんというかおじさんは、たとえ自殺だとしても新連邦(というかCB?)に殺されたのは間違いないよね。アロウズを悪としたうえでの新連邦で、アロウズ司令にその責任を問おうというのなら、隔離幽閉はともかく一人きりにしてかつ手の届く範囲に刃物なんて置かせない。ああいう状況にあるということは、ああいう状況を容認していたからこそに違いないわけで、ってことは誰も知らないところで叔父さんが死んだのだとしても、それは用意された空間での自殺でありある意味では他殺である。んじゃないかと思う。責任をとるとか罪を償うとかの意味でなしに、償いきれない大罪を犯した自覚のある人間を一人きりにしてその目の前に刃物置いたら、元々精神力の強い人ほどどんな結果になるかなんて想像するまでもない。

 もしかしたら、新連邦設立前っていうか最終戦の直後くらいに自殺してたのかもと思いましたが、それだとまた色々あれなのでうーん…っていう。でも、上記の形でないのなら、新連邦(クーデター側)の手が届く前に自害したと考えるのが妥当なんだよなぁ…。もしかしたら最初からそのつもりだった、のかなぁ…。世界の行く末がおおよそ判断できるところまできたら潔く命を絶つつもりだった、ってのもないことはなさそうだけど。逃げ隠れするような人じゃないとは思うけど、あえて全ての罪を背負って自分だけ知ることも全て抱えていった、のかもなぁ…。世界のために自分だけが何もかもを背負って誰も届かない遠くへいってしまったのかもしれない。


 ああでも、あんまりネガティブ方向なこと考えすぎるともやもやが溜まって気持ち悪くなるので(笑)、適度なところで切り上げてあとはグラビリ補完にいそしもうと思います。ビリーの笑顔と暗い表情のグラハムについては保留。ラストのあの彼らが、補完の始まりか補完の経過途中か補完の最後かは考えてみないことにはわからないですし。……でも多分途中経過かなぁ……。
 本編の結末がどうあれ、ここまで見てきた人たちには幸せになってほしいので、最終的にはグラビリは空を見上げて笑っていたらいい。その笑顔の裏にどれだけの葛藤と苦しみと悲しみがあろうとも、傍らの相手も同じように空を見上げていることを感じながら目を細めて空の青さや雲の軌跡を見つめていたらいい。嫌なこと怖いことつらいことなんて現実世界だけで充分です。せめてつくり物の世界の中でくらいは、しがらみから解放されて晴れやかに笑っていてほしい。そうでなければ、悲しすぎる。
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2009/03/31 01:32 | Comments(0) | 語りとか

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