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2024/11/23 21:55 |
持つ者に持たざる者の…
 おおよそ人の望む全てを持ち得ながらも確固たるものを持つことがなく生きてきたビリーと、おおよそ人の望むごく普通のものを与えられずに(奪われ?)いながらも確固たるものを持っていたグラハム。

 この二人をムウラウ(種)と対比させるとあまりの逆転っぷりににやにやしたりどきどきしたりですよ。あちらはなにも持っていなかった(唯一あるはずの自分さえも奪われた)ラウさんと、おおよそ全てを与えられながらも一度全て失いそれでも前向きに生きてきたムウさん、ですからねぇ…。
 まあそもそも、グラハムとラウとでは、同じ仮面キャラとはいえ仮面をかぶるに至る経緯も違うわけですけれど。ラウは世界どころか自分自身さえ大嫌いで、仮面を被る第一の目的は自分の顔を晒してはいけないのもあるけど、同時に自分を疎んでいるのもあると思うのです。対してグラハムさんは、生き恥を晒すことを選んだがために被った…んだよね? かつての自分に誇りを持っていたからこそ、望んだ未来とは違う「今」から逃げる意味もあった…んだと思うんだけど。かつて自分の核であった「空」を穢されたり自分自身が「歪み」となってしまったショックから自分を守るためのものでもありそうですが。その辺どうなんだろう。

 ちなみにラウの次の仮面キャラであるネオの仮面の意味は正体隠し以外の理由が思いつきませんのですよ。しかも本人はムウ時代の記憶がなかったから、ようは彼がムウだってのをバラさないためにおそらくは上司がそういう命令下しただけ、っぽいのがまあネオさんらしいけど。
 ……ある意味、ブシドー誕生秘話としては実は「これをかぶりなさい」とホーマーがグラハムに仮面を渡したがゆえに彼は仮面をかぶることとなった――とかでもいいんですけど(笑) 仮面もらったグラハムさんの方は、厳粛な顔して受け取って感じ入ってると思います。ある意味ノリノリ。
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2009/05/14 01:11 | Comments(0) | 語りとか

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