夢のあとさきblog

　1期12・13話を見てました。アザディスタン編。……エーカー中尉とカタギリ技術顧問がきゃっきゃしてて楽しそうでした……。ていうか今見てもやっぱり面白いなこの辺り。政治も結構絡んでて毎回どきわくしてたよなぁ…。髪ふわぁって逆立てるジブリアニメのヒロインみたいなティエリアもかわゆうございました。しかしビリーはほんっと、頭いいのに馬鹿だな！（褒め言葉）　これを推理しろって云われたら瞬時に真実を導き出せる頭を持っているのに、あえて意識して疑ってかからない普段だと単純な嘘にさえ気づけないんだよあの人……。だから「ああ」なったわけで、だからこそあの人らしいともいえるんだけど。
　あと、アザディスタンでのデュナメス戦はほんとお互いに独り言すぎて、会話してるように見えてその実まったくもって会話が噛み合ってなくて楽しくてたまりません。あいつら馬鹿すぎる！（褒め言葉）


　なんというか、まあみんな遠いところにきちゃったなぁ……と思わずにいられません。地上が舞台だっただけに、地に足がついてたなぁと。うまく云ったとか思ってないよ（笑）

　ビリーがあの結末に至ったのは、良くも悪くも15年前にクジョウくんに告白できなかったからこそなんだなぁ……と思うと切ないというか感慨深いというか。おそらく15年前、大学院時代にクジョウくんに告白してあっさり玉砕していたのなら、多分ビリーは1期6話でのスメラギの誘いを受けたあとに自分から彼女の興味を引くような情報を提供してまで彼女を呼び出すようなことはしなかったんじゃないかと思う。初恋には決着がついていてビリーにとってのクジョウが過去の女であるのなら、改めて男女の関係を築くか、またはそれ以上深入りをしようとは思わなかったはず。
　……ただ、そんな甲斐性のあるビリーだったらおそらくはアロウズ経由でリボンズのとこまでこなかっただろうし、そうであったなら間違いなくそこらで…下手したら1期でさっくり死んでいたはず。例え最終的には24話と同じような形でスメラギと対峙することになったとしても、彼女に向けて引き金を引いてしまえたはず。そうなると、まあ間違いなくそこでビリーも死んでただろうな、と思うわけです。

　いやぁ、ビリーが生き残ってよかった！　ちゃんとスメラギさんに告白できてよかった！

　というわけで、チャット終了いたしました。お付き合いくださいましたみなさま、本当にありがとうございました！　始まる前は本当にどきどきしていて、ビリーが顔を出すたびにいつ来るかいつ来るか…と思っていたら「その瞬間」は来なくて、視聴後はぽかーんとしてたんですがじわじわ喜びが沸きあがってまいりました。腑に落ちないところは残っているけれどそこはそれ。開始が早かった分、今回も長丁場となりましたが、本編考察から真面目感想から補完妄想まで本当にすごくすごく楽しかったです。心が救われました！


　泣いても笑っても来週が最終回、トレミーにいる分ビリーの安全は確保されたようなものなので問題はグラハムの動向のみですが、刹那に最後の決闘を挑む以外で生死を心配しなきゃならないような展開にはならなさそうなので比較的安心して見られそうです。個人的には、やっぱり「人間が掴み取る未来」を望む代表としてイノベ刹那と闘ってほしいと思わずにはいられないので……。刹那×GN粒子のお陰で大団円☆EDだと、結局イノベ（革新した新人類）が世界を変えたことに他ならず、全てがイオリア（ヴェーダ）の手の内だった、という非常に残念な終わり方になってしまうので…。

　大なり小なり腑に落ちないところはあれど、とりあえずビリーと沙慈ルイが死ななくてよかった。でもアンドレイとの決着はマリーではなくソーマでつけさせてあげたかった思いました……。ソーマだと感情的になっちゃうかもだし、セルゲイに愛されたソーマと愛されていないと感じてしまったアンドレイとの対話だとアンドレイ可哀想すぎるってのはありますが！　あとハレルヤの謎は結局謎のまま…？　アレマリとハレソマで、二つの体に四つの心なカプをやってしまえばいいのでしょうかこれは。



・イノベイターが人類を導き恒久和平を（ビリー/でも誰かの受け売りっぽい）
・イノベの支配によるものではなく人類が自身の手で明日を掴まなければ（スメラギ）

　→スメラギさんの言葉はごもっともとではありますが、真のイノベイターとなった刹那が世界を平和に導くというのなら、ビリーの言い分はあながち間違っていないのではと思うのですがどうなのでしょう。刹那がイノベ化しようとも純な人間であり続けようとしたのならともかく、イノベの能力フル活用でのあの展開ってことはイコールでイノベが世界を救ったってことですよね…？


　……ええと？


・刹那が発生させた（？）粒子によって人々はわかりあった。
・リジェネ＆ティエリアの介入によってヴェーダとリンクしていた機体がストップした。

　→結局のところ戦闘を止めたのはイノベイターってことですよね。


　あの場が結局はイノベの力によっておさまってしまったところを目の当たりにすると、「イノベの力ではなく人の力で未来を」というスメラギさんの言葉だけが浮いちゃうんですけど……？　人間の力とあなたは云うが、あなたが信じている人たちが使っている力は全てイノベとしての力なんだよと……ああんそこが非常に気になってたまりません。

　あ、あー……だめだ、なんかぞわぞわしてきた（笑）　放送まで4時間切ったーって思っただけなのに！　放送後は自分の心を穏やかにするための時間としなければいけないので、今のうちに部屋の掃除しとかなければなのですが！　ですが！　だがしかし！！

　あーもうでもいいや、ビリーの最期がどうしようもなくて救いようがなかったら、本編補完と同時にミラーワールド（パラレルとも言い難いので）な中尉×技術大尉とブシドー×技術顧問も書いてやるんだからぁっ！　アロウズビリーはエーカー中尉見てめためたに凹んで、ブシドーはカタギリ技術顧問見て胸を痛めればいいさ！　ってこう書くとどシリアスっぽいけど、当然ハッピーエンドはお約束☆ですよ！　……テンション不安定だとなに云いだすかわからんな私（笑）


　というわけで、ちょっくら本格的に片付けしてきます。無心に部屋掃除して、心ん中空っぽにして見たいなーと思うけど……まあ多分無理だろうな……雑念が多すぎる（苦笑）